思春期の体の悩み、一人で抱え込まないで(PCOS・月経困難症)|つくばレディースライフクリニック|つくば市倉掛の産婦人科

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思春期の体の悩み、一人で抱え込まないで(PCOS・月経困難症)

思春期の体の悩み、一人で抱え込まないで(PCOS・月経困難症)|つくばレディースライフクリニック|つくば市倉掛の産婦人科

2026年8月12日

思春期の体の悩み、抱え込まずに当院でご相談ください。

「生理痛がつらいけれど、みんな我慢している」「生理が来たり来なかったりするけれど、そのうち整うはず」――10代の女性やそのご家族から、よくこうした声を伺います。けれども、思春期に現れる体のサインのなかには、早めにご相談いただくことで将来の体を守れるものが少なくありません。今回はその代表である「PCOS」と「月経困難症」についてお話しします。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)

「生理が3か月以上こない」「ニキビがなかなか治らない」「体重が増えやすい、毛深さが気になる」――これらを別々の悩みとして抱えている10代の方は多いのですが、実は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という一つの病気として説明できることがあります。卵巣からの女性ホルモンや男性ホルモンのバランスが乱れることで、排卵がうまく起こらず、こうした症状がまとまって現れるのです。

PCOSは思春期から見られることがあり、放置すると将来の妊娠のしづらさ(不妊)や、糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病のリスクにもつながります。一方で、早めに診断がつけば、生活習慣の見直しや、必要に応じたホルモン治療で十分にコントロールが可能です。

月経困難症――「生理痛が当たり前」ではありません

学校を休まなければならないほどの痛み、市販の鎮痛剤が効きにくい、年々痛みが強くなっている。こうした生理痛は月経困難症と呼ばれ、決して「我慢するもの」ではありません。

特に注意したいのは、その背景に子宮内膜症(本来子宮の内側にしかないはずの組織が、卵巣などほかの場所で増えてしまう病気)が隠れているケースです。かつては成人女性の病気と考えられていましたが、近年では思春期から始まっていることも珍しくないと分かってきました。子宮内膜症を早く見つけて治療することは、将来の妊孕性(妊娠する力)を守ることに直結します。

治療には、低用量ピル(LEP製剤)などを用いて痛みや病気の進行をコントロールする方法があり、10代の方にも安全に使えるものが増えています。

受診の目安と、クリニックからのメッセージ

・月経が3か月以上こない、または周期が極端に不規則
・学校や日常生活に支障が出るほどの生理痛がある
・ニキビ、体重変化、毛深さなどホルモンに関わる悩みが重なっている

一つでも当てはまれば、ぜひ一度ご相談ください。保護者の方とご一緒の受診も、ご本人だけの受診も歓迎しています。

なお、思春期世代に大切なテーマとして、HPVワクチン、過度なダイエットによる無月経、PMS(月経前症候群)などもあります。これらは次回のコラムで詳しくお伝えする予定です。「もしかして」と感じたときが、受診のタイミングです。お気軽にお越しください。

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